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レポート

2016.1.17@慶應SDM ~ 「人を幸せにするおカネ」を創るエミーゼニーワークショップが誕生!

末吉です。
2016/1/17@慶応SDM、初めてのエミー&ゼニーの2つのセッションからなる「おカネWS」を開催しました(開催までの経緯はこちら)。

保井先生の書かれた研究主旨について以下に抜粋します。

本研究では、資本の論理に従い、もうけ極大の行動原理で利用、流通する通貨システムを「ゼニー」、長期的なつながりと共感、ありがとうの気持ちを極大化し、笑顔を伝搬する通貨システムを「エミー」と名付けて、この2つの行動原理が共存する世界(たとえば、グローバル資本主義経済と地域コミュニティ経済など)において、その中で、人がどう幸せに生きていくかを、さまざまな領域の人たちと一緒になって議論しています。これら二種類のおカネが、ワークショップ参加者の幸福度にどのように寄与するのか計測し、研究の前進及び社会への成果還元を目指しています。

※「エミー」と「ゼニー」のネーミングについては、ゼニーは銭勘定などの「ぜに」から、エミーは感謝のほほえみである「笑み」からの命名で、2012年12月に電通国際情報サービス、クウジット株式会社並びに東京都市大学が共同で開催したミラーサイネージと笑顔認識技術を用いたチャリティイベント「エミタメforチャリティ」からの流れを受けています。「エミタメ」プロジェクトでは、コンセプトデザインの福田桂さん(デザイン茶室マフマフ)、本條陽子さん(ソニーCSL)らが命名した経緯があります。

手ごたえを感じ、祝杯をあげる一同!

1/17 初めてのエミー&ゼニーWSの様子は、前野先生のブログにて紹介されてますのでぜひご一読を!(”愕然のワークショップ報告。人は制度により180度変容する。「金」か「ありがとう」か。“)果たして、エミーとゼニーの対比による、おカネに関するワークショップは、回を重ねるごとに、さまざまな気づきやもやもやを参加者に投げかける、手ごたえのあるワークショップに成長してきています。